転職を決断したら自己分析をしよう
「転職しよう」と決意したとき、自己分析を行いましょう。早い段階で自己分析をすると転職活動の軸がまとまり、応募先探しや応募書類の作成をスムーズに行えます。
焦ってとりあえず応募先を探すと、希望に沿わない求人へ応募し、転職できたとしてもミスマッチの恐れがあるからです。特に転職したい時期が決まっている場合、逆算して自己分析を早めに実施しましょう。
転職活動で自己分析するメリット
自己分析は就職活動だけでなく、転職活動をする場合も行った方が、応募や面接などをスムーズに進められます。転職活動に向け絵自己分析するメリットを5つ紹介します。
強みがはっきりわかる
自己分析は自分自身の過去などを掘り下げる作業なので、強みがはっきりとわかります。日頃、自分の短所や苦手なところばかり目がいく人も、自己分析を行うと強みが見つかるので、アピールポイントがまとまります。
強みがわかったら、企業の求める人物像と照らし合わせると、あなたに最適な職場へ応募しましょう。すると、企業の求める人物像に合わせて何となく作った志望動機にならず、あなたらしい強みを表現した内容ができあがります。
アピールポイントが見つかる
キャリアの棚卸しを行う自己分析は、前職までの実績や得たスキルなどを思い出してまとめるため、応募先へ向けてアピールするポイントがわかります。応募先の業界や職種に適した、過去の仕事での経験やエピソードは、入社後のあなたの活躍をイメージさせるため、面接官は興味深く話を聞くはずです。
応募先と合うかをチェックできる
自己分析で自分の強みを知り、生かせる職場を選んで応募すると、長く働きやすい企業が見つかります。応募先の選び方は、やりたい仕事か自分に合った仕事かの2つがありますが、両方の要素が必ずしも重なるとは限らず、やりたいものの得意ではない仕事もあります。
少なくとも自分に向いている仕事を選べば、苦手意識を持って働く状況は避けやすく、その中でやりがいを見つけることが期待できるでしょう。やりたい仕事と自分が得意や仕事のバランスを考えて、応募しましょう。
転職に対する迷いが晴れる
転職活動を始めたものの、どのように進めてよいか迷っている人は、自己分析を行うと方向性がはっきりして迷いが晴れます。自分の経験や実績などを洗い出すことで、自分の本質が見えてくるからです。
自己分析の結果を客観的にとらえて分析した結果、現在の職場にとどまった方が合っていると判断するかもしれません。転職活動を始めるためだけでなく、転職するかどうかの判断にも自己分析は使えます。
よくある質問に答えやすくなる
自己分析の結果は、採用過程でよく聞かれる転職理由や志望動機、自己PRの回答に生かせます。業務の中で得たやりがいや喜びを、自己分析の結果を交えた具体的なエピソードにして伝えましょう。
周囲の反応やデータなど、客観的な内容も含めると説得力が増します。
転職活動に役立つ自己分析をするコツ
自己分析は、自分の価値観や将来のビジョンをはっきりさせるために行います。転職活動に生かせる結果を導き出すために、これから紹介する5つのポイントを守りましょう。
抽象的な表現は避ける
自己分析で自分の気持ちや考えを書くときは、抽象的な表現を避けて明確な言葉を使います。客観的に見て相手にあなたの気持ちや考えが伝わる、具体的な例をあげるとわかりやすいです。
弱い部分をプラス表現に言い換える
強みをあげようとしても見つからない場合、苦手なことや弱いと感じる部分をあげて、プラスの表現に変換しましょう。弱みは生かし方次第で強みになるからです。
例えば、心配性で確認しないと気が済まないところがあるものの、事務作業では確認作業まで徹底して行い、ミス発生率を下げられたなどの前向きなアピールにつなげられます。
他人に自分を分析してもらう
自分で自分を振り返るだけでなく、あなたをよく知る人に分析してもらう「他己分析」も活用しましょう。自己分析では気づかなかった情報を、入手できる可能性があります。
家族・親しい友人・直属の上司など、あなたをよく知る人へ強みなどを尋ねてみましょう。ひとりひとりとらえ方が異なるため、評価が分かれるかもしれません。
他己分析の内容を改めて自己分析と照らし合わせて、改めて自分自身を振り返ります。
一定期間ごとに見直しをする
新たに転職活動を行う、または自己分析をしてから長い期間が過ぎたときは、改めて取り組みましょう。以前の就職活動時や転職活動時に自己分析を行っていても、現在と結果が同じとは限らないためです。
以前の自己分析の結果は当時の状態の参考程度にし、改めて初めから実施しましょう。
自己分析の結果に囚われすぎない
自己分析の結果だけであなたの全てを表していると、考えないことです。そのときの自己分析では見つからなかった長所や強みを、あとから発見するケースもあるからです。
自己分析の結果だけにとらわれず、客観的なツールを使った分析もあわせて行いましょう。
フレームワークによる自己分析の手順
自己分析の方法のひとつ、フレームワークを使った方法を説明します。大きめの用紙と筆記用具を準備し、3ステップの自己分析に取り組みましょう。
1.経歴やスキルの棚卸しをする
初めにキャリアの棚卸しをするため、過去の自分を振り返ります。経験した業務や取得したスキルなどを、全て書き出しましょう。
社会人として働き始めた頃から時系列にし、5W1Hを意識して具体的な内容を書き並べます。社会人経験が長い場合、以前の内容を思い出すには時間がかかるかもしれません。
その場合は、思いつくエピソードをランダムに書き出し、あとから時系順に並べ直す方法もあります。
2.強み・得意な分野を明確にする
次に、書き出した実績やスキルなどを見比べて共通点を見つけます。浮かんできた共通点が、あなたの強みです。
さらに、これまでの経験から一生懸命行った取り組みや成果を評価された仕事を書き出し、ここでも共通点を見つけましょう。経験した業界や職種が複数ある場合も、共通した強みがあるはずなので、振り返ってまとめましょう。
3.転職活動の軸を決める
自己分析の結果から転職活動の軸をはっきりさせます。あわせて、退職理由として今改善したい内容を書き出し、転職理由として入社後実現したい内容へ言い換えましょう。
実現したいことが明確になると、そのために必ず必要な条件や譲歩できる条件が見えてきます。
マインドマップによる自己分析
マインドマップを使った自己分析は、キーワードを元にして直感的に連想した言葉やイメージを書き出し、考えを具現化します。大きめの用紙と筆記具を準備しましょう。
1.「自分」から始まる掘り下げたいテーマを並べる
初めに、用紙の中心に「自分」と書きます。線を引いた先にそれぞれ、職務経験・志望動機・自己PR・転職で何を実現したいかと書きます。
マインドマップの作成は、手書きする方法のほかPCのツールを使う方法もあり、取り組みやすいやり方を選びましょう。
2.思いついた言葉をそのまま書く
次に、各キーワードから連想される内容を些細なことでもかまわないので、何でも書き出します。思いついた理由まで書いておくと、考えがより明確になります。
文章はあくまでメモなので、きちんとした文章を心がける必要はありません。あなたが読んで理解できる程度のもので、どんどん書きましょう。
3.自分が大切にしたいことに目印をつける
キーワードごとの掘り下げを終えたあと、できあがったマインドマップ全体を眺めて、大切にしたいことへ赤線などで目印をつけます。最後にキーワードごとに結論をまとめ、自分の考え方をはっきりさせます。
モチベーショングラフによる自己分析
モチベーショングラフは、過去から現在までのできごとや経験に対する、あなたのモチベーションの動きをグラフにする自己分析方法です。全体を見ると、あなたのモチベーションが高まる時期がわかります。
仕事に対するモチベーションの動きが明確になるため、あなたの希望条件や応募企業の絞り込みに役立ちます。
1.横軸を時間、縦軸を充実度とするグラフを書く
用紙の中心に左から右へ向かうを1本の矢印を大きく書き、この横軸を時間の流れとします。横軸の矢印の始点に縦軸の中心を置き、上下に向かって線を引き、上半分がプラス、下半分がマイナスの心の充実度を示します。
2.新卒入社時から現在までの心の充実度をグラフ化する
グラフを書く準備をし、矢印の始点が新卒入社時、矢印の先が現在として心の充実度のグラフを書き入れます。印象に残るできごとと当時の年齢を書き込み、充実度はどうだったかをグラフにしましょう。
3.出来事に対し感じた喜びや辛さを掘り下げる
グラフで心の充実度が大きく上がった、または下がった部分に注目し、何があってどのように感じたかを書き込みます。自分にとってモチベーションアップにつながったことや、やりがいを見つけたことなどを掘り下げます。
グロップの評判を実際に確かめた!利用者が語る体験談
新たな職場を見つける相談先として、人材派遣会社もおすすめです。中でも「グロップ」は、働きやすい職場に出会えたと喜ばれています。
グロップの口コミの一部を載せておきます。
H.T(46歳/男)
昨年の春先に体調を崩し入院しました。退院後は体力が落ちていることもあり、入院前のような働き方は難しくなりました。定年までまだ時間があるため、身体に負担の少ない働き方を探していたものの、見つけることはできませんでした。そんなときに、知人の紹介で登録したグロップは、時間をかけずに4つの派遣先を紹介してくれました。マネジメントエキスパートさんは、体調に配慮した働き方を一緒に考えてくれ、無理することなく働ける仕事を紹介してくれました。
T.R(39歳/男)
現場のまとめ役をしてきた経験があり、仕事にやりがいも感じていましたが、将来見越した時、より安定した企業で自分の可能性を広げたいと思うようになりました。人材派遣会社のグロップに登録し相談したところ、これまでの経験や人柄を考慮し、自分の強みを伝えてくれました。自分を客観視でき、キャリアプランもそれに沿って考えることができました。今では安定した企業で派遣社員として活躍中です。やりがいも十分あり、再評価されたような感覚もあったので、これからの自分に希望が持てるようになりました。
K.M(35歳/女)
共働きでまだ幼い子どもがいるため、働きつつ、家事と育児のバランスを取ることが最優先でした。そんな私の事情を理解してくれたグロップの方は、地元で評判の良かった企業の時短勤務を紹介してくれました。朝夕の保育園の送り迎えに間に合う勤務体系や、発熱や怪我など子供達の急なトラブルに対応できる柔軟な職場だったので、とても働きやすくありがたかったです。家庭を大切にしたい方にとって、グロップはちょうどいい働き方を提案してくれます。
N.K(21歳/女)
障がいをもっているため、短時間かつ肉体的な負担の少ない仕事を探していました。人材派遣会社のグロップでは、障がいに理解のある求人を多数紹介してくれました。そのお陰で、無理なく事務作業をこなせています。無理なく働けることは、収入だけでなく精神的にもゆとりができました。「今の自分にできることから始めたい」と思っている人に、グロップはぴったりな人材派遣サービスを提供してくれているのです。
R.R(45歳/男)
これまで現場仕事をメインに働いていましたが、年齢とともに体力の衰えを実感するようになり、働き方を見直すことにしました。グロップのマネジメントエキスパートさんは、こちらの年齢や体への負担をきちんと考慮してくれ、無理のない仕事を紹介してくれました。職場の雰囲気や仕事の流れを事前に教えてくれたので、初出勤も不安なく迎えられたので、新しい業種へのチャレンジも簡単に成功できました。
A.T(54歳/女)
夫の定年退職を機に長年暮らした都市部を離れ、夫の生まれ故郷についていきました。初めての土地でしたが、少しでも社会と関わり続けたいという思いから、グロップに登録して働いています。年齢や体力のこともあり不安は大きかったのですが、グロップでは軽作業を中心に、無理なく続けられる仕事を紹介してくれました。地元でも評判の良かった会社を紹介してくれたので、土地勘の無かった私でも、安心して働ける環境に身を置けています。第二のキャリアとして、ちょうどよい働き方に出会えました。
S.M(41歳/男)
20年以上、現場で機械メンテナンスに携わってきましたが、40代になったタイミングでリストラされてしまいました。リストラ後は、長く腰を据えて働ける仕事を見つけて再就職したいと考えるようになりました。こういった考えをグロップのマネジメントエキスパートさんに相談すると、私の技術経験だけでなく、細かい作業を得意とする性格面までくみ取ってもらい、前職の経験を活かせる職場を提案してくれました。年齢や業界経験だけで判断されないことに驚きと安心を感じつつ、今は自分の専門性を活かして働けています。
Y.N(32歳/男)
実家の仕事を手伝いつつグロップに登録し外で働いています。グロップのマネジメントエキスパートさんは、自営業とのバランスを考慮しながら働ける仕事を提案してくれたお陰で、上手に両立できています。マネジメントエキスパートさんは、働きはじめてからも小まめに連絡をくれるので、色々と相談できるので助かっています。また、グロップは派遣先からの信頼もあるため、最初から働きやすかったので助かりました。
M.S(34歳/男)
電気工事士の資格を持ってはいたものの、転職市場ではどう評価されるか不安がありました。わたしが登録した人材派遣会社のグロップでは、所有している資格やこれまでの経験をしっかり見てくれた上で、自分のスキルが活かせる製造現場を紹介してくれました。紹介してくれた派遣先は、勤務時間もシフト制で、生活リズムに合わせて調整できるので長く続けられそうです。グロップは、「資格はあるけど活かせていない」という方におすすめの人材派遣サービスです。
K.K(54歳/男)
大病を患い、退院後は身体をいたわりながら働けるようにしなければいけなくなったので、前職を退職しすぐにグロップに登録しました。グロップでは、最初は派遣として働きながら、キャリアアップを意識した働き方を提案してもらいました。登録してから一年足らずで事務系の資格を取得するなど、デスクワークに自信が持てるようになりました。今では無理のないペースで、長く気持ちよく働ける毎日に満足しています。
まとめ
①転職を決断したら自己分析をしよう
②転職活動で自己分析するメリットを確認しよう
③転職活動に役立つ自己分析をするコツを学ぼう
④フレームワークによる自己分析の手順を知ろう
⑤マインドマップによる自己分析のやり方を学ぼう
⑥モチベーショングラフによる自己分析をしよう
著者情報
![]() | プロフィール:佐藤 義弘 転職者の悩みに答える情報を発信している人事コンサルタント。様々な企業の人事の悩みに答えている。 |